ドローン初心者がドローンスクールで資格を取った話

私達夫婦は、2021年9月に一緒にドローンスクールに通い、資格を取りました。

当時二人共ドローンの操縦をしたことがない初心者でした。2021年の8月に、河川敷を飛んでいるのを発見したのがドローンとの出会いです。その数週間後、のちに国家資格になることを知り、ドローンの将来性を感じた私達は、今後自分たちのビジネスとして活用すべく資格取得を目指したのでした。

目次

ドローンビジネスを考えている人にはスクールでの資格取得がおすすめ

DJI Phantom4

資格取得から8ヶ月経ちました。今ではドローンパイロットとして、少しずつですが仕事が入るようになりました。短期間で技術と知識の習得ができたからだと思います。

ドローンスクールを受講して良かったことをまとめました。

独学よりも技術や知識の習得が早い

スクールのカリキュラムには、ドローンの操縦に必要な技術や、飛行についての規制や法律などの知識がまとめられています。ドローンを安全に運用するにあたって、飛行ルールを正しく学び、正確な知識を身につけておく必要があります。せっかく始めた仕事なのに、知識不足でいきなり事故を起こしたり、法律違反を起こしてしまってはいけません。正しい知識、正しい操縦の仕方を教えてもらい、一日でも多く練習することで効率的に上達できます。

情報の幅が広がる

スクールでは自分が知らない情報をたくさん教えてもらえます。ゆくゆくビジネスをする人にとっては、最新の情報や業界の話など、そういったノウハウを教えてくれる繋がりは非常に有益になってくると思います。

スクールによっては仕事の斡旋をしてくれるところもあります。既に独学で技術を持っている人でも、こういった点においては通うメリットがあるのではないでしょうか。

技術の証明になる

2022年6月現在では、ドローンの操縦における免許の取得は必須ではありません。ですが、きちんとした免許を持っていれば、依頼をくれるお客様や周囲の人に安心してもらえ、仕事獲得に繋がってきます。

また2022年の年末に、ドローンの操縦における国家試験ができますが、民間の資格を持っている人は、試験の一部が免除されるということですので、今から取得しておいても損はないと思います。

飛行申請の一部が免除される

ドローンを飛ばす際には、事前に国交省へ飛行申請を出さないといけません。これがページ数も項目も多くて細かいのですが、免許を持っていることで技術があるとみなしてもらえ、入力作業が一部省略されます。ただし、航空局のホームページに掲載されている講習団体から発行された技能認証のみが対象となりますので、スクールを選ぶ際にその点についても確認しておくといいかと思います。

またスクールによっては、アフターフォローの一環で、飛行申請の出し方まで教えてくれるところもあります。

スクールを選ぶ際のポイント

私がスクールを選ぶ際に決め手となった項目をご紹介します。

スクールの練習で使用した実機

講座の内容・所要日数

スクールによって講座の内容は様々あります。自分が取得したい技術目的に合った講座を選びました。あとは、座学と実技の割合がスクールによって異なるのですが、私は初心者だったので実技に多く時間を割いているスクールを選びました。資格取得ができるスクールは、認定証の必須条件である「最低10時間以上の飛行」を基準に飛行練習の時間を設定しているかと思います。

日数については多くのドローンスクールが、2〜4日間という短期間で過程終了となっています。あまり短すぎると、初心者の自分がきちんと技術習得できるか心配だったので、適切だと思った3日間で取得するコースを選びました。

費用

やはり気になるお金のこと。スクールや受講するコースによって、大幅に変わって来ます。しっかりと技術を学ぶスクールであれば、20万円以上必要になる場合が多いです。さらに認定証の発行などに別途費用がかかる場合もあります。ホームページに金額の詳細が明確に記載されているスクールは、信用性が高く選ぶポイントとなりました。

他のスクールに比べて安いところを見つけて通ったけれど、求める技術が習得できなかったということがないよう、金額だけに囚われず、その他の選択基準になる項目とあわせて総合的に判断することをおすすめします。

練習場所が室内か屋内か

スクールによっては、屋外に練習場を持っているところや、室内に練習場を持っているところがあります。

屋外の良さは、実際にドローンを飛ばす環境と同じであるということです。ドローンは風の影響を受けますので、実践に向けた練習ができると思います。

室内の練習場の良いところは、レッスンの受講が天候に左右されないということです。私は初心者でしたので、安定した環境で練習ができるよう、室内レッスンのスクールを選びました。天候次第で受講日が変わると、変更後にまた予定を立てづらくなることも懸念して決めました。

マンツーマンか複数人のレッスンか

ラジコンの操縦経験もなかった私は、複数人のレッスンだと置いてきぼりになりそうだと思い、しっかり教えてもらうためマンツーマンレッスンのスクールを選びました。複数人のレッスンでは、人数が集まらないと開催ができないところもありました。

私が行ったスクールは、一人の講師に生徒が二人つき、一人が実機の練習中に、もう一人はシュミレーターで練習をするというスタイルでした。実機の操作中は必ず講師がついてくれるので、質問がしやすくアドバイスをもらいやすかったです。

取得できる資格の種類について

民間で発行されている資格はいろんなものがあります。ビジネスに活かすためには、できるだけご自身の目的に合った実用性が高い資格が取れるスクールがおすすめです。私が取得したのは国交省登録管理団体である一般社団法人ドローン操縦士協会DPA認定「ドローン操縦士回転翼3級」という資格です。

航空局のホームページに掲載がある講習団体から発行されている技能認証だと、ドローンを飛行する際の申請手続きが省略できるので、有効かと思います。

アフターサポートの有無

私がスクールを決めるにあたり、アフターサポートの内容が非常に重要な決め手となりました。

まずは受講後に練習をしに行けるスクールがいいと思いました。コートの貸出は、無料のところもあれば有料のところもあります。私が選んだスクールは無料で貸出をしています。

他には、何かわからないことが出てきた時に相談できるスクールがいいと考えていました。また、仕事に繋がるような話が聞けるなど、卒業後も頼れるスクールを選びました。その手厚さが、教えたりパイロットを育てたいという熱意のようにも感じたからです。

仕事として資格を活用していく上で、相談できる環境があることは非常に心強いと思います。

実際に通ったスクール

AZAX DRONE SCHOOLで受講

こちらでは資格取得コースが3日間で受講完了。室内レッスンでマンツーマンの指導。最終合格すれば「ドローン操縦士回転翼3級」という資格が取得できるスクールです。

またAZAX DRONE SCHOOLには、練習場の無料貸し出し、就職・転職支援、飛行許可申請のサポート、動画編集の基礎講座など、様々なアフターサポートがあります。

資格取得後もお世話になれる安心感は、スクールを選ぶ上で大きな決め手になりました。実際のレッスンでも熱心に指導してくだり、楽しく学ぶことができました。

以前に、動画編集講座を受講させてもらったのですが、今度は産業用ドローンのセミナーに参加する予定です。

まとめ

ドローンをビジネスに取り入れようと考えている人は、ぜひドローンスクールで資格を取得されることをおすすめします。

新しい業界は日々情報が更新されています。一日でも早く技術を取得し、経験値を積むことで今後飛躍できるのではないかと思います。

また資格を取ると自信がついてやる気も芽生え、一気に道が開けたというのが私の実体験です。

悩んで踏みとどまるよりも、一歩踏み出した方が広い世界が見えて来ます。この記事が資格を取ろうか悩んでいる方にとって後押しになれば嬉しいです。

私も日々情報と技術を更新し、自分たちの夢を叶えられるよう頑張ります。

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