【移住体験話】豊島で出会ったリスペクトする人生の先輩

よっちん

今回の移住話
一緒に収穫のバイトをしている人の中で、リスペクトしているOさんの話をしよう!

とも

それは聞きたい!

よっちん

Oさんと一緒に居ると目標が目の前に居るような気がして、こんな人になりたいと思えるのよ。

とも

それは素敵だね。
ぜひその話、聞かせて!

目次

Oさんの話

豊島の高齢者は元気な人がめちゃくちゃ多い。

都会の高齢者と比べたら、みんな10歳は若いんじゃないかと思う。

特にこのOさんは群を抜いて若い。

年齢は77歳。

にもかかわらず脚立を持ってガンガン斜面登るし、

俺が脚立使って、

「採りづらいなあ」

と思うオリーブも、

直接木に登って採っていく。

休憩中もみんなが座っている中、

1人だけ立ってる。

軽トラで移動中も荷台にサッと登って、

やっぱりそこでも、立ってる。

立ったまま休憩するOさん

趣味はアナゴ釣りの他、

椎茸の栽培、アボカドの栽培など色々やってる。

今日も農園に着いた時、

「ヌートリア、来とるじゃろか・・・」

と言って、いつの間にか罠をしかけてた所に見に行ってた。

走って行っていた。

捕まえたら役場に持っていって殺処分するそうだ。

その時役場から、捕獲した人には3000円支払われるらしい。

教えてくれる時のその笑顔は、とても愛らしい。

その笑顔は完全におじいちゃんだ。

まごう事無き、おじいちゃん。

どっからどう見たっておじいちゃん。

なのに、俺より動いてる。

さらに凄いのは、Oさんは帽子を被らない。

なぜかは知らないが、

「ワシは帽子は被らん」

と言う。なぜなのか。

なぜ被らないのか。

聞く話によると、真夏の炎天下でもOさんは帽子を被らないそうだ。

私はそっと脚立に乗って、Oさんの頭頂部を見てみた。

白い毛がフサフサで、頭皮が守られてるのか?と確認してみた。

驚いた。

しっかりと地肌が見えてる。

頭皮ががっつり露出してる。

なのに平気なんだそうだ。

帽子は絶対に被らないOさん

俺が思うに、島には病院という病院が無い。

診療所1つあるだけ。

なので、「健康でいる」ということが島ではマストの条件なのかもしれない。

食べ物なんかも関係していると思う。

コンビニも無いしラーメン屋も無い。中華料理屋も無い。

基本的に飲食店は、和食かカレーかパスタとかそっち系の洋食くらい。

でもそれは観光客向けで、基本的に島の人は利用しない。

食べ物はなるべく自然の物を食べ、趣味を持ち、畑仕事等で体を動かす。

これがOさんや、島の高齢者の若さの秘訣なんだと思う。

ちなみに、Oさんには2人の息子が居て

長男は東大卒で現在、文部科学省の官僚。

次男は東大は嫌だと言って、京大に行き、大手銀行の役員をやってるそうだ。

凄すぎるよOさん。

今度Oさんに、

どうやって息子をそんな有能に育てられるのか?

を聞いてみようと思う。

あと、なんで帽子をかぶらないのか? も。

あとがき

とも

かっこいい人だね〜!

よっちん

自分からはあんまり喋らんねん。
でも話したら色々と喋ってくれて、もう超好き。

よっちん

リスペクトやね!
息子さん達は自慢の息子さんみたいで、嬉しそうに語ってくれた。でも自慢はしないとこがカッコイイの。

よっちん

俺もそんなお父さんになりたい。
自慢しないけど、自慢の息子を持つ父親になりたい。

とも

そんな素敵な人に出逢えてよかったね!

日常生活において、リスペクトできる人との出会いは多くありません。

Oさんに出会えたことは、この移住体験の中でも大きな財産となりました。

人との出会いって、いいものですね。

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