【何歳からできる?!】2歳児はじめての芋掘り

暑さも落ち着き、気候が良くなる秋。お出かけシーズンの到来です。

実りの秋には収穫系のイベントがいろいろとありますね。梨、ぶどう、芋、栗、みかん、しいたけ。

食いしん坊の私も、子どもと収穫の体験に行ってみようと考えました。

とも

芋掘りを一緒にやりたい!

子どもの頃に行った芋掘りは、とても楽しかった記憶があり、子どもにもその体験をさせてあげたいと思いました。

ところが、ふと

とも

あれ。芋掘りって何歳からできるのかな?

という疑問が浮かびます。

この時、子どもは2歳4カ月。

とも

砂遊び程度にスコップは使えるし、できるか!
いや、掘るにはちょっと力が足りないかな・・・
どうなんだろう?!

そんな疑問を抱きながら、イチかバチかで挑んだ「初めての芋掘り」

この記事では、私が実際に体験した、2歳児との芋掘りの体験をまとめていきます。

この記事はこんな人におすすめ
  • 子どもと芋掘りに行こうと考えている人
  • 小さいお子さんとお出かけを考えている人
  • 子どもに自然の中での体験をさせたいと考えている人

行ってみた感想としては、

「めちゃくちゃ楽しかった!」

2歳児、芋掘りけっこうできる!

「行ってよかった!」

と思えたぐらい、充実したお出かけになりました。

とはいえ、実際本音では大変だったこともいろいろとありました。

その内容も含めて、記事にまとめていきます。

この記事の内容
  • 芋掘りに行く準備のこと
  • 2歳児の芋掘り中の実際の様子・反応
  • 芋掘りに行った感想
目次

芋掘りのねらい

子どもとの芋掘りには、こんな思いがありました。

自然との触れ合い

今住んでいる場所は都会です。有難くも便利な場所ではありますが、山も見えない、畑もない場所です。

土に触れるのは、せいぜい公園か河川敷ぐらい。

子どもの感性を育むために畑に行って、土に触れさせる体験をさせたいと考えていました。

作物のことを知る

0歳の頃から、野菜と果物のカードで遊んで育ったせいか、息子は野菜と果物が大好きです。

そんな息子に、作物の成り立ちを見せたいと思っていました。

スーパーに並んでいる状態とは違う、収穫される前の様子。

どんな場所に、どんな風に作物ができているのか見せることも、新しい発見になるのではないかと考えました。

初めて芋掘りに行く一般年齢

これは個人的な見解ですが、おおよそ3歳ぐらいでしょうか。

幼稚園や保育園で芋掘り遠足に行く場合、3歳のクラスでも行くことがあるようです。

幼稚園や保育園によって、どの年齢で実施されるかは異なりますが、学年ごとにできる事が違ってくるので、年齢を問わず芋掘りではたくさんの学びが得られるようです。

芋掘りの開催時期

場所や品種によって開催時期は異なりますが、一般的には9月中旬~11月末ごろが多いのかと思います。

注意点は、予約・参加時期です。

昨年は11月上旬に「芋掘りに行きたい!」と思いついたのですが、調べてみると既に開催終了になっていました。

作物ですので、獲って数が無くなってしまったら終了です。

なので予約で個数を確保してくれているような場合を除けば、早く行かないと無くなるかもしれないということです。

9月頃から、そのシーズンの芋掘りについての告知が出始めますので、まずは早めに確認してみてください。

芋掘りの施設選びのチェック項目

場所・アクセス

最初に考えるのが場所ですよね。どこで開催されていて、自宅から行ける距離なのかどうか。

またどのようにアクセスするのか。車の場合は駐車場の有無、数などを調べましょう。

芋掘りは自然の中での体験施設ですので、都心から離れたところにある場合が多いですね。

開催日時

施設によっては、土日のみの開催の場合があります。平日参加希望の方は、要注意。

また時間については、”当日の受付が多ければ早めに終了の場合あり”ということもありますので、詳細もチェックしてください。

予約の有無

予約が必要な場合があります。

予約不要でも、先ほど記述したように早めにその日の受付を終了したり、早めにシーズンの開催を終了する場合があります。

商業施設のように「いつ行ってもできる」という感覚ではないので、ご注意下さい。(昨年の私の失敗談です)

また芋掘り以外にも併設の場所でBBQができるような施設の場合、芋掘りは予約不要でも、BBQは予約が必要なこともあるので、そちらも確認してください。

料金

料金は、”入園料+さつまいもの料金”という計算の施設が多いかと思います。

入園料の有無は施設により異なります。

さつまいもの料金設定も施設により異なります。

例えば、1株につき○○○円というような設定がされている施設もあります。

私が行った施設は、”1キロ当たりの単価×掘った芋の重さ” で料金が決まりました。

行った施設は種類が豊富でした

基本的には、掘ったものを持ち帰るシステムですが、別でお土産用として事前に掘られたさつまいもを買えるような施設もありますよ。

さつまいもの品種

各施設、HPに記載されています。ご参考までに。

実際私が選んだ施設の特徴

  • 場所は自宅から約40分、公共交通機関で行けるところ。(車なしの私には願ってもないような立地!)
  • 週末に開催している施設。
  • 予約制(私は予約有りの方が安心だったのでよかったです)。
  • 料金は、入園料+掘った芋の量。
  • さつまいもの品種が複数ある。当日の受付時に掘りたい品種を選べるシステム。

何しろ一番決め手になったのは立地です。電車で行ける場所にある施設でした。

車を持っていない私にとって、行ける場所がものすごく限られていたのですが、たまたま近くで開催している施設を見つけました。

予約制だったので、9月末頃に予約して一週間後に行ったのですが、その時には今シーズンの受付を終了していました。

早く予約して良かったです。

芋掘りの持ち物・準備

持ち物

まずは、行く施設のHPなどで確認して下さい。貸出をしてくれる場合があります。

私が考える”必要なものリスト”がこちら。

  • スコップ
  • 軍手
  • 芋を入れる持ち帰り袋、汚れた衣服を入れる袋
  • 長靴
  • 着替え
  • プレイウェア
  • 帽子
  • レジャーシート

私が行った施設では、スコップの貸し出しがあったので、軍手と持ち帰り袋を持参するようにということでした。

特にあってよかったものが、子ども用の軍手とプレイウェア、日よけつきの帽子、レジャーシートです。

子ども用の持ち物の一部

軍手

子ども用の軍手は大活躍でした。

息子は手に土がつくと、すぐに洗いたがります。でも、そこで嫌になられては芋掘りが楽しめません!

ですが軍手をしていることで、汚れることが気にならないようで、子どもの芋掘りへの参加が積極的でした。

好きな色の手袋でご機嫌

プレイウェア

プレイウェアを着せておけば、泥がついても後でさっと脱がせるだけで着替えがすみます。

それに、子どもはおかまいなしに土の上に座り込みます。後の洗濯のことを考えると、あると便利なアイテムです。

着用したのはインスタで見かけて一目ぼれしたプレイウェア。1歳の誕生日プレゼントに購入した商品です。

様になる”芋掘りスタイル”
終盤、脱がした直後座り込んでた

日よけつきの帽子

10月上旬はまだ日差しが強く、外にいると汗をかくぐらいでした。

子どもの体調のためにも、通気性の良い日よけ付き防止は必須です。

夏の外遊びでも活躍している帽子を、この日も持参しました。柄がかわいくてお気に入りです。

ちょっと試しに保育園で着用しているデコ帽子も被せてみました。私の手作りです。

レジャーシート

レジャーシートは、畑に入ったときに荷物置き場として使いました。

荷物を置いて身軽に芋掘りを楽しむことができますし、目の届く所に荷物を置けるので安心でした。

おすすめの準備

芋掘りの前日に、子どもに芋掘りの動画を見せて、「子どもの心の準備」をしました。

実際の芋掘りに効果があったように思うので、おすすめします。

普段から、出かける予定や特別なことは、事前に子どもに伝えるようにしています。

予定がわかっていることで、心づもりができて楽しめるようになるかなと考えてやっています。

特に今回の芋掘りは、子どもにとって初体験のことです。

実物のさつまいもを見たことはあっても、土の中に植わっているさつまいもは見たことがありません。

絵本で、さつまいもを引っこ抜くお話を読んだことがあっても、実物のつるを見たこともなければ触ったこともありません。

当日施設についてから何をするかが分かるよりも、事前に見た情報を思い出すことで芋掘りに積極的になればいいなという狙いがありました。

芋掘りの所要時間と、実際のタイムスケジュール

今回の芋掘りで2株掘ったのですが、全体の所要時間は約2時間でした。

そのうち、芋掘りをしていた時間は約1時間だったと思います。

実際のタイムスケジュールがこちら。

9:00 受付と準備(荷物の整理や子どもの着替えなど)

9:20 芋掘り開始

9:50 休憩(おむつ替え、水分補給など)

9:55 2株目芋掘り開始

10:20 芋掘り終了

10:25 片付け(荷物の整理や子どもの着替え)、精算

10:40 写真撮影

10:50 終了

芋掘り自体は、そんなに時間かからないんだなという印象でした。短時間で、十分楽しめました。

子どもと一緒ですので、もろもろ時間はかかりますが、それでもさっと午前中で終わるぐらいのいいレジャーでした。

実際の芋掘りの様子

2歳児の反応・行動

畑に興味津々!

着いたら一目散に畑に向かって走って行きました。長靴を履いた足で、でこぼこの土をふらふら歩く姿はかわいかったです。

それもつかの間、コツをつかんだ後は強く踏み込んで歩くようになっていました。

大人用のスコップを握って大張り切り

大きなスコップが初めてだったので、これもまた興味津々。

しかし、これがなければ私が掘れないので、持参した砂遊び用のスコップで頑張ってもらいました。

自分で掘る

掘り方を教えると即実践!

「さつまいも、どこかなー」と言いながら頑張って掘っていました。

慣れてくると、さつまいもが見えると引き抜こうと頑張っていました。

たくましい!

掘れた瞬間、大喜び!

「とれたー!」と大喜び!その笑顔で、頑張って掘ってよかったーと親心も満たされました。

小さいお芋でも嬉しい

ちょっと飽きたらウロウロ

まだ2歳ですので、集中力はそんなに続かないものです(笑)。

途中違うことに興味を示し、畑の中をウロウロしていました。

戻ってきた時、手に何か持っていたのですが、落ちていた”なす”を握りしめていました。

「どこからとってきたの?!」と私は大慌て

はじめてのミミズとの出会い

芋掘りの途中、土の中からミミズが登場です。

とも

待ってましたー!
これぞ自然体験の醍醐味!

絵本では見たことがあっても、出会ったことがありませんでした。

はじめて実物で見るミミズでしたが、手袋をしているおかげで平気なようで、手に乗せて眺めていました。

手袋パワーでいつもより強気に虫を触る

ざっと、こんな感じです。

私が想像していたよりも、やる気いっぱいで積極的に芋掘りを楽しんでいました。

事前の動画の予習が影響しているのかなと思うぐらい、よくできていました。

「みてみてー!」「とれたよー!」「やったー!」と終始歓声があがり、子どもも大人もテンション高く楽しみました。

大人の作業

子どもが楽しんでくれたとはいえ、2歳児とする芋掘りでは大半の作業を大人が行います。

子どもに声掛けをして楽しませたり、動き回る様子を見ながら、一生懸命芋を掘っていました。

正直な感想、

とも

え?!芋掘りってこんなに体力いったっけ?

というぐらい、なかなか大変でした。なにせ、芋掘りの記憶なんて、はるか何十年も前のもの(笑)

さつまいもが土の中でしっかりと成長していたので、しっかりと深く掘りつつも傷つけないように気を付けて、せっせと掘っていきました。

でもそれは、「しんどかった」という辛いものではなく、「あー!楽しかったー」という爽やかな疲労感と達成感で満たされたものでした。

引っこ抜けるぎりぎりのところまで大人が掘っておき、最後の方を子どもに抜いてもらうようにすると、「できた!」と子どもが大喜びしてくれます。

その様子を見ていると「頑張って良かったー!」と思えるぐらい、嬉しい瞬間でした。

写真と動画の撮影

子どもの初めての芋掘り。これは記念に残したいところ。

カメラが好きな私にとっては、芋掘り中の撮影は欠かせないものでしたので、可能な限り一人で撮影できる体制を考えました。

我が家のホームビデオはGoProですが、今回は首にかけて撮影できるネックマウントを準備して、芋掘り中の様子を撮影しました。

ネックマウントをつければ、両手が空くので掘りながらでも撮影ができるのです。ワンオペ撮影の芋掘りにとっては、なんとも素晴らしいアイテムです。

首にはGoProとカメラをぶら下げ、芋掘りをしていました。

左側で撮影しているのが私

妥協せずに両方使ったおかげで、写真も動画も記録に残すことができました。

大人数名で行かれる場合には、交代しながら撮影できるのでいいですね。

芋掘りのよかったこと

芋掘りの経験は、当日楽しかっただけで終わらないほど、子どもにいい影響がありました。

記憶に残る体験と学習

芋掘りは、子どもの中でしっかりと記憶に残ったようです。

芋掘りの体験以降、スーパーや絵本でさつまいもを見るたびに「さつまいも、ほったね」と言います。

また、”さつまいもは土の中にできる”ということも分かったようで、葉っぱがたくさん伸びている場所を見ては「さつまいもどこかな?」と言っています。

とも

節々で思い出してくれてる!
嬉しいなー!

自分で獲ったものを食べる食育

掘った当日、さっそく焼き芋にしたり料理に使いました。

焼き芋が一番美味しい食べ方でした

「頑張って掘ったさつまいもだよー」と言って出すと、「じぶんでほった」と言って喜んで食べていました。

特にさつまいもご飯はとても美味しかったようで、バクバク食べてくれました。

とも

自分で掘ったさつまいもは
特別感でいっぱいだね!

楽しい思い出

今回さつまいも掘りは、お友達と一緒に行きました。

公園で会う以外初めて一緒にお出かけをしたので、子どもたちは大喜びでした。

親同士が必死に芋掘りをしている横で、畑の中を二人で探検したり、芋掘り以外のことも楽しんでいました。

とも

写真も動画も、どれもいい顔で写ってる!
子どもたちが楽しんでくれてよかった!

とてもいい思い出になりました。

芋掘りのまとめ

2歳児との芋掘りを体験した感想のまとめです。

  • 2歳児は掘ることもできるし、ひっぱって抜くこともできる!
  • 大人は子どもが楽しめるようなサポート役!おおよそ、掘るのは大人の作業。
  • 子どもも大人も達成感を味わえる。
  • 子どもの喜びで、大人も大満足。
  • 子どもの記憶に残る、学びのある経験ができる。

子どもが小さいと、少々体力的に大変なことはあります。

ですが、体験後の子どもに大きな成果が残ること間違いなしのレジャーでした。

得られるものが想像以上の結果だったので、大満足のレジャーとなりました。

総評はこちら!

とも

思い切って行ってみてよかった!
行ったことがない方には、ぜひおすすめです!

自然にはたくさんの教えがあることを、私自身も改めて学ばせてもらいました。

子どもも大人も成長できた、楽しいお出かけでした。

頑張った後のお茶は美味しかったね!

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